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「袁術皇帝即位の図」

(本編第6幕「誕生!CHU皇帝・袁術」より)

エンジェルから94年12月に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト
横山光輝 三国志盤戯『スゴロク英雄記』のゲーム画面から。(画像は加工済み)


ボーカロイドのようなオープニング・テーマが印象的な作品。
劇中最終話で白容が言っていたのはこの曲のこと。


因みにどのような曲かはこちらのサイトで紹介がされています。

レトロゲームDB/スーパーファミコン/横山光輝 三国志盤戯『スゴロク英雄記』/
しかし袁術閣下、
このゲームの中ではダントツのすばやさ”99”。
(つまり逃げ足の速さということか・・・)



「シルバー假面」

(本編第11幕「シルバーの女」より)

2006年度、実相寺昭雄監督製作の実写特撮映画『シルバー假面』。

1971~72年放映の同監督製作特撮テレビ番組『シルバー仮面』の、
実相寺監督本人の手によるリメイク作品で、また監督の遺作ともなってしまった作品。

初放映時にその余りの弱さに定評のあった『シルバー仮面』だが、
でもやはり大して強くはなっていなかった。

劇中での元ネタは『シルバー仮面』製作前のパイロット版『ミラーマン』で、
柴俊夫、南沙織出演のこのツッコミどころ満載のパイロットフィルムは、見れば爆笑間違いなし。


「泰山四天王」
臧覇
孫観
呉敦
尹礼
昌キ
(本編第11幕「地獄からの使者」、第14幕「地獄の軍団」、番外編「地獄の凶獣」より)

モデルはもちろん『魁!! クロマティ高校』のクロマティ四天王。

しかし三国志演義での扱いが今イチなせいか、
臧覇は未だしも現代にも非常にマイナーな武将たちとなっている。

演義中では呂布の配下”八健将”の一人だった臧覇が、泰山の山賊だった孫観、
呉敦、尹礼、昌豨を味方に引き入れ、
曹操軍を泰山山中に迎え撃つも返り討ちに遭い、
特に許チョの強さを引き立てる見事な噛ませ犬とされてしまっている。

しかし史実での彼らは皆、屈強の猛将たちで、
臧覇を盟主に主に山東半島、青州・徐州方面の独立勢力として、曹操軍や呂布軍の侵攻を
何度も撃退してみせるほどの大活躍をしている。

“山東大漢”といえば古来より体格に優れたこの土地の人々の強さを表わした言葉だが、
元々、戦国の六国では「斉」と呼ばれていたこの地域は、
太古の昔より容易に王朝の支配を受け入れることのない、
非常に”難治の国”として有名で、
そんなこともあってか、
かつて武王の興した周の時代には、その周の軍師として超有名な、かの“太公望”が、
この国を治めるための王として派遣されたりもした。

太公望は上手く彼らの心を掴んで良政を布いたとされるのだが、
この点、
日本の戦国時代に、やはり“難治の国”として有名だった肥後熊本の大名として派遣され、
上手く国を治めたという加藤清正との関係に良く似ている。

清正は現代に三名城の一つにも数えられる熊本城を築き、
それが長く肥後人たちの栄誉ともなったが、
中国の斉の国もまた、有名な城を持っていた。
といっても普通の平城ではなく、いわゆる“万里の長城”だ。

万里の長城は北方、騎馬民族の侵入に悩む、かつての戦国の七雄たちが、
それぞれ独自に各方面に築いていった長い防壁の城だが、
しかしこの斉の持つ長城のみは何と、
山東半島の根元から大陸と分断するように作られた、
まるで斉人が中原の漢民族からの遠征軍を撃退するために築かれたかのような
逆万里の長城だった。

とにかくこの地域の人々が、如何に凄まじき独立自尊の気風を有していたのか、
それを表わすすごく象徴的な事例に思えてしまうのだが、
しかしどうもこの”半島国家”という地理的形態は、他には「世界の火薬庫」と呼ばれたバルカン半島など
世界的に見てもそのような“難治”の状態になりやすい傾向にあるらしい。

 

「衝撃の漢」

(本編第11幕「寿春攻防戦(後編)」、第12幕「振り返ればヤツがいる」、第15幕「潼関の戦い」より)

元ネタはOVAジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日
十傑集、衝撃のアルベルト(声:秋元羊介)。

アルベルトの義眼は本当は右目なのだが夏侯惇に合わせて左目に反転。
夏侯惇は本来ならとても曹操から離れるキャラクターではなかったのだが、
アルベルト好きの筆者のため、無理矢理白容軍入りを果たす。

そしてアルベルトといえば、東方不敗マスター・アジアの声優としても有名な秋元羊介氏。
しかし私は秋元さんの年齢を知って驚いたが、
2012年の今現在で既に御年68歳になられるそうである。


が、その割りには東方不敗以外のキャラクターを思い出そうとしてもちょっと出てこない。
非常にインパクトのある声なのに、
ただそれも、
秋元さんは元々普通の役者さんで、
wikipediaを見る限り氏の声優としてのキャリアの始まりが44歳の時からになっている。
因みにその時の氏の担当キャラクターがよろしくメカドックの三堀。
・・・って誰?


OVAのアニメの方は非常に型破りな演出で知られる『ミスター味っ子』今川泰宏監督の、
持ち前の豪快さが活かされた大変面白い作品だったが、
設定上はまだ続編が存在するらしい。

しかし全7話の完結まで6年を要し、
また戴宗、銀鈴、アルベルトといった主要人気キャラまで次々殺してしまって・・・、
今のところ続編製作の予定はないらしい。


しかしあるいはスター・ウォーズみたく、
スッカリ忘れた頃にまさか続編製作のサプライズがあったりはしないのか、どうなのか。

 

「易京楼に斃る公孫サン将軍の図」

(本編第13幕「官渡大戦(前編)」より)2010年テレ東・サンライズ製作の『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』、
第33話「冀州百万軍」から。

画面からは消しているが、本当はこの倒れている公孫サンEz-8の向こうに
「公孫サン将軍~ッ!」と叫ぶ趙雲V2ガンダムがいます。

私には殆どギャグになってしまったのだが、
しかしこのアニメは作画が凄いです。

日本のアニメは元々コマ数の少ないリミテッド・アニメが主流なのだけれども、
この作品は実に細かく良く動いています。

しかもこのアニメ、ただのロボット物でも線が多くて描くのは大変なのに、
その上にまた、武将なんかになっているので、
各キャラクターが鎧兜のアーマーなんかを着て、とにかく線の数が半端ないことに。


昔『六神合体ゴットマーズ』が、
ロボットを六体も合体させてしまったがために描く線が膨大に増え、
結局劇中で殆ど動くことのないロボットになってしまったという有名なネタ・エピソードが存在するほど、
そのことと比べても、この作品を最後まで描き切った人達の苦労は
やはり相当大変だったにちがいない。

 


「白容専属秘密諜報組織“KYUBI”構成メンバー」


(番外編「"KYUBI" 」より)

西洋美術史に、
ルネッサンスからバロックへの移行期に生まれた「マニエリスム」という様式があって、
表現的には、人の体がグニョ~ンと間延びしたような極端なデフォルメ・タッチで描かれている点に特徴があり、
見る人に違和感を与えるのだが、
日本のマンガの絵もそれと良く似ている。

画家の下手でそうなってしまうのであれば、それは芸術作品として失敗作なのだが、
本人が意図的に敢えてそうしているのなら、
立派な表現の一種として成り立つ。

マニエリスムは絵画が具象から後の抽象表現へと移り変わる段階の中で出てきた表現技法で、
だから描く画家たちに、やはりそのまま描いていてもつまらないといった
思いがあったのかもしれない。

マニエリスム以降、西洋絵画はそれまでの写実傾向から、
かなり多様な抽象方向へとシフトしていったが、
日本のマンガの絵も変化が激しい。

今の絵は昔の絵と全然違い、昔の絵で描く漫画家はもういない。
この辺りの新陳代謝の活発さがジャンルとして衰えない魅力なのか、
常にそこに新しい世界がある。

例えば一昔前のCGなんかはもう完全にマネキンで、
ガンダムの富野監督なども「これじゃまだ使えない」ということを話されていたのだが、
それでもCGの世界へ入っていく人は後を絶たず、
今では人の肌の質感をリアルに再現できるくらいのレベルにまで進化してきた。

だからたとえマネキンだったとしても、それが最も最先端の技術の世界だということが、
クリエイターたちにとっての最大の魅力だったのではないか。

今の美術などの世界でも、
昔の写実様式の古典美術をそのままやる人などは殆どいなくなってしまった。
けれど面白いのは、
美術の世界では古典時代の踏襲は殆ど行われなくなったが、
音楽の世界は未だ頑なに、古典形式の音楽がそのままに引き継がれ続けてきている。

音楽と美術で一体、何が違うのだろうか・・・?

それと、
日本の出版社というのは、漫画家に漫画だけ描かせて終わってしまっているといった面が
強いように思える。

例えば昔の『マカロニほうれん荘』の鴨川つばめさんの描く絵とか、
見せ方如何ではもう、"世界の~"といったふうの、
明治の昔に外国人が飛びついた浮世絵と同じような価値を見出していくことさえ可能だと思うのだが、
中々サブカル扱いの枠から抜き出せ切れない。






「皇帝白容アルティメット・フォーム」

(本編第12幕「キラー・クィーン」より)

「王菲ver.アサルト」

(本編第1幕「許チョ」、第11幕「石亭の戦い」、「下ヒの戦い」、番外編「地獄の凶獣」より)

白容と王菲のデラックスバージョン。
白容は『爆竜戦隊アバレンジャー』の破壊の使徒ジャンヌと合成。

しかし顔のモデルは『富江 アンリミテッド』」富江役の仲村みう。
王菲のほうは『三國志11』の呂玲綺と合成。

王菲のモデルは元モー娘のキャメイで、
フーミンのモデルはデカピンク/小梅の菊地美香。





「軍師・賈ク」

(本編第2幕「王佐の師父」、第3幕「徐晃」、第15幕「離間の策」、第20幕「エピローグ」より)


モデルは"世界の"三船敏郎。
ただそのままでは多少表情が険しい感じだったので劇中のイメージに合わせ、
面差しをややマイルドに改変。

そして俳優・三船敏郎といえば同じくやはり"世界の"黒澤明監督が思い起こされるが、
その黒澤監督のキャリアの晩年に誰かある人が監督に対し、
「もうかつての『七人の侍』のような映画は作られないのですか?」と訪ねたところ、

「作りたくても顔が無い」という答えが返ってきたという。

人の顔付きも時代や環境の変遷によって大きく変化が生じてくるので、
確かに最近ではもう時代劇を作っても、
何だか現代人気アイドルたちの仮装トレンディードラマのように見えてしようがない。


その上それをハイ・ビジョンなどといった超高画質でクッキリ・ハッキリ映し出されてしまうともう、
雰囲気も何も台無しで、
とても“時代”劇なんて感じからは遠ざかっていってしまうのだが、
これがただ、
あるいはそんな昔も知らない若い世代には、もう関係がないのかもしれない。


例えば現代の誇るCG技術で新作が作られたスター・ウォーズなどでも、
私なんかにはそのCG化によってかえって普通の映画になってしまったのだが、
旧作のほうを知らない若い人に聞いたらその人は別に、違和感もなく楽しめたらしい。




「王粲・王叔和」



(本編第1幕「王粲と王叔和」、第20幕「我が尚父、番外編「地獄の凶獣」より

椎名高志原作『GS美神 極楽大作戦!!』より横島とピート。

『GS美神』は、「週刊少年サンデー」の本誌連載前に「週刊少年サンデー増刊号」(月刊増刊)のほうに、
作者が『(有) 椎名百貨店』として連載していた短編作品の一つとして掲載され、
そのときは『極楽亡者』というタイトルだった。


マンガでは短編(特に少女マンガ)のほうが好きだった私はたまたま買った、
そのサンデーの増刊号の中でこの作品を見つけ、
週刊本誌のほうで連載されるようになってからもチェックを欠かさず、
特に5巻収録の中篇「何かが道をやってくる!!」の悪魔パイパーの回は最高の盛り上がりで面白かった。
その完成度の高さから、これはもう漫画賞レベルの作品だと思ったが、
他に実際に読んでみて、漫画賞レベルだと思ったが意外に何の受賞もしていないのが『魔法陣グルグル』。

なお、『GS美神』は、週刊誌のほうで連載が始まったときのタイトルが『GS美神 極楽大作戦!!』で、
初めはこの長いタイトルに上手くなじめなかった。
普通に『GS(ゴーストスイーパー)美神』でいいんじゃないかと思ったが、
しかし月日が経つにつれ、
それも徐々に慣れていってしまった。


ところがこの作品がアニメ化された際にはやはり読み辛かったのか、
その『GS美神』のシンプ
ルなほうのタイトルへと変わっていた。
が、
既に長いほうに慣れ切ってしまっていた当時の私にはもう、
『GS美神・・・・・』で、「続かないのかよ!」といった具合に、
逆に非常にムズかゆい思いがしたことを覚えている。

で、
結局これは今でも『GS美神・・・』で、後が続かないのはムズいままだ。



「白容ゴシック・ホラー」


白容のゴシック・スタイル。
モデルは『牙狼-GARO- 〜RED REQUIEM〜』魔境ホラー・カルマ役の原紗央莉。



「白容」

新しく描き直した白容のリニューアルバージョン2枚。

白容に関しては色々な人物を掛け合わせ過ぎて、
アヴリル・ラヴィーン、テイラー・スウィフト、マーゴット・ロビー、
黒木メイサ、原紗央莉、石川亜沙美、宮沢りえ・・・etc。
と、
もうベースが誰だかも良くわからなくなってしまった。



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